噛む筋肉をつけましょう

足の筋肉が弱くなって歩けなくなった方が、新しい靴を履いたら歩けるようになるでしょうか。歩く筋肉がなければ新しい靴でも歩けません。自分の足で歩くために歩く筋肉をつける運動をします。
噛む筋肉が弱って噛めなくなった場合、噛む筋肉の運動をしていますか。噛む筋肉をつける為に噛む物は、ガムは、自分の歯の方には良いが、入れ歯にはくっついて長くは使えません。

私は、コンニャクを凍らせ解凍しオリーブオイルで炒めた「高野コンニャク」を噛んでいます。2回凍らせるとしなくなります。しなさを調整できます。
コンニャクは整腸作用があります。噛むことは、認知症予防にもなると云われています。

噛むトレーニングの要領は、顎を引いて奥歯でしっかり噛んでください。力を入れ過ぎないように注意しましょう。

失敗義歯の原因

一番多い失敗は、噛み合わせを採るとき、違う位置でかみ合わせを採ることです。噛む筋肉が弱かったり、痛みがあったり、噛みにくい入れ歯で変な癖がついて本来噛む位置ではない位置で噛み合わせを採った場合です。
噛み合わせを採る前の準備に何回かかかる場合があります。
痛い入れ歯、噛みにくい入れ歯は、調整で直ることが多いので諦めないで受診してください。

2022年7月 石亀歯科まさる矯正